小坂理江 古楽ハープ/歌 


吟遊詩人の洗練された旋律やアルス・ノヴァなどの多彩で豊かな響きに傾倒する。

2009年渡英。ロンドンのトリニティ音楽院古楽科に入学し、中世声楽をベリンダ・サイカス、ルネサンス・バロック声楽をティモシー・トラヴァーズ=ブラウン、発声法をヘイゼル・ウッド各氏に師事、また独学でハープを始める。同年エラ・キドニー古楽コンクール第1位。グリニッジ古楽祭で受賞記念リサイタルを行う。

また2011年には所属する中世・ルネサンス音楽のグループ、アンサンブル・トラモンターナがトリニティ・ラバン古楽コンクール第1位受賞。古楽情報紙「アーリー・
ミュージック・トゥデイ」に新進演奏家として紹介される。

2012年、ギルドホール音楽演劇学校大学院古楽科に同校及び野村財団より奨学金を得て入学。古楽ハープの演奏法、作品解釈をアンドリュー・ローレンス・キング氏の下で学ぶ。在学中はウィリアム・ライアン、ジョン・バンクス各氏にコーチングを受ける。
修士論文は「ハープとヴィエレによる中世モノフォニー歌曲の伴奏法」。2014年秋、修士号取得。

在英中はソロ並びにアンサンブル奏者としてイギリス国内外で演奏活動を行う。主なレパートリーは中世ルネサンス期の世俗・宗教歌曲、モノフォニー、ポリフォニーの器楽作品からイギリス、フランスなどのリュート歌曲、バロック時代のモノディー歌曲。これまでにユトレヒト古楽祭、スペイン・ピレネー古楽祭、セント・キャサリン・コンベント美術館、サウスバンク・センター ロンドン、コートールド・ギャラリー、ナショナル・ギャラリー・ロンドン、ロンドン・ヘンデル・ミュージアム等主要な会場でのコンサートや、各地の教会、演奏団体に招聘され公演。またBBCラジオ3、リゾナンスFMにてソロライブ演奏を行った。

2015年春帰国。

 

帰国後はソロやアンサンブル、レクチャーコンサートなどの演奏活動と、中世ハープワークショップを定期的に開催し古楽ハープの楽しみを伝えながら、更なる研鑽を続けている。

 

 

 

 

 

© 2015 by Rie Kosaka